油断大敵!面接はビルを出るまで続いている!

14 9月

今までに転職を3回経験し、かなりの数の企業に応募し、面接を受けて来ましたが、その中で1番自分で失敗したという例をご紹介します。

自分で言うのもなんですが、私は結構プレゼンテーションのスキルが高く、コミュニケーションをとることも得意な方なので、面接にはかなり自信を持っていました。加えて、面接の数日前から、まるで落語家がネタを練習するように、自分の職務経歴と自己PRを暗記して話す練習をするので(それなりに努力はするのです)、ほぼ100%の準備状態で、受けることができていました。

しかし、そこに落とし穴があったのです。

ある企業の面接で、準備して練習した通りの職務経歴をかなりの説得力でプレゼンテーションし、そして面接官からの質問にも持ち前のコミュニケーション力でかなりのレベルで答えることができました。

面接官もかなり前のめりになって聞いてくれ、あるいはこちらの答えにも賛同して、感心してくれ、かなりいいムードで面接は進み、最後は面接の次の日程の話まで出るくらいでした。

私は完全に「これは通った」と思いました。
そして、最後の質疑が終わり、「ありがとうございました」と言って部屋を出ようとしたときです。

面接官の1人が、
「そんなに優秀な人なら、辞められる会社が困るでしょう」
と言いました。ここで私はちょっと詰まりました。Yesと言いたいけれど、それは自分を買いかぶりすぎなような気もしますし、Noというと自分の自己PRを否定することになります。

今なら「はい、そうだと思いますが、引き継ぎをしっかりするので大丈夫です」が正解だと思いますが、その時には、つい言葉を濁して「まあ、どうなんでしょう」と答えました。

すると相手は
「あとは野となれ?」
と言いました。私はそれにも
「ええ、まあ」
と答えてしまいました。今から思えば面接が終わって、緊張感が抜けていたのだと思います。
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そして、自宅に帰り、面接合格の連絡を待っていたところ、エージェントから来た連絡は「不合格」でした。理由は別のことを言われましたが、間違いなく、あの「まあ」で、「こいつは自分の仕事に責任感がない」と判断されてしまったのに違いありません。

本当にビルを出るまで面接は続いていると思え、という言葉がありますが、その通りだと思います。